2011年8月24日水曜日

再び旅の日々へ

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先週末に3ヶ月に渡るボストンでの語学学校生活を終え、旅を再開する日がやってきました。これからは旅先の様子をメインに書いていくつもりなので、しばらくはスペインに関する記事はおやすみです。始めたばっかりですけど、始めた時期が悪かったですね。

さて、今はニューハンプシャー州のハノーバーという町に来ています。この町には全米でも有数の大学であるダートマス大学があり、小さいながらも美しい景色が楽しめる町です。とはいえ、この町には観光に来たのではなく、ここからアパラチアン・トレイルを歩き始めるために来ました。

アパラチアン・トレイルとは、ジョージア州からメイン州にかけて14の州を通過していく長距離トレッキングコースで、その全長はなんと3,500kmにもなります。このトレイルを一度に踏破しようとする人のことをスルー・ハイカーと呼び、彼らは春先から半年程度かけて踏破を目指します。
今の時期からはどうやっても全区間歩くことは出来ないのですが、一部だけでも歩いてみたいと思い、ここハノーバーにやって来たわけです。一部といっても、ハノーバーからトレイルの北端であるメイン州のカタディン山までは700km弱あります。ま、実際にはどこまで歩くかは分かりませんが。

4月にスペインのサンチャゴの巡礼路を歩いたこともあり、ある程度長距離を歩くことには耐性があると思っていますが、それでもこのトレイルはきついものになるでしょう。スペインでは毎日アルベルゲというホステルに泊まってましたし、1日にいくつもの町を通過したので食事も休憩も町でとることが出来ました。しかし、山の中ではそうもいかず、寝るときはキャンプですし、食料は自分で運ばなければなりません。当然毎日のシャワーもなし。数日おきに町に下りられるとはいえ、これはなかなか大変そうです。

なんにせよ明日から歩き始めるわけですが、荷物の重さに耐えられるか、食料はちゃんと確保できるのか、燃料はもつのか、野生の熊に遭遇しないかなど、正直不安だらけです。とはいえ一応の準備はしてありますし、後はとにかく自分の身を一番に考えて歩くようにするだけです。場合によってはさっさと歩くことをやめてボストンに逃げ帰ることもあるでしょう。無理をして今後の旅が続けられなくなったらつまらないので。
ま、不安と同時に楽しみでもあるんですけどね。スペインを歩いたとき以上にシンプルな、かつもっと自然を感じながら過ごす日々が本当に楽しみ。その日々を精一杯楽しむためにも、無理せず安全に行きたいですね。

町に下りたとしてもインターネット環境が整ってるかは分かりませんが、もしあったら生存確認程度の更新はしたいと思います。それではいってきます。

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