Day2(4/6) ロンセスバージェス〜ララソアーニャ
ロンセスバージェスを出るとすぐに森の中を歩くことになる。この日歩き始めたのは6:30前。まだ日が昇っておらず、森の中はとても暗い。ライトを持ってきてなかったら歩くこともままならなかっただろう。
30分ほどで森を抜けるとそこはブルゲーテ村だ。この村はヘミングウェイにゆかりがある村で、写真のHostel Burgueteに長期滞在して鱒釣りを楽しんでいたのだとか。
村に入ったらバルを探そう。巡礼者にとってバルは、朝食、昼食、休憩など利用する機会は多く、一日として行かない日はなかった。長い距離を歩いてようやく次の町を見つけたときなんかは、早くバルに行ってコーラを飲みたくてたまらなかったものだ。
ブルゲーテ村を過ぎる頃には日も昇っており、朝もやが漂う中を歩き続ける。
これから幾度と無く見ることになる景色だが、遠くに町が見つけたときはいつだって嬉しい気分になる。少しずつでも先に進んでいるのを実感できるからだろうか。
休憩していた村で家畜の羊たちを移動させるとこに遭遇した。
ララソアーニャのアルベルゲ。ここのは標準的なアルベルゲだったが、ある一つのベッドが軋む音が半端ではなく、そこで寝る人が少し動いただけですごい音がして何度か起こされた。ここのは特別な例だったが、アルベルゲに泊まるためには音に対してあまり神経質にならないことだ。いびきがひどい人の隣で寝ることだってあるのだから。
ララソアーニャは小さい村で、食事も近くのバルで巡礼者同士が集まって食べることになる。巡礼者たちはたいてい似たような距離を歩くので、自然と顔を合わせるメンバーは一緒になることが多い。実際に、その後たびたび一緒になる旅の仲間たちと初めて会ったのはここだった。
Day3(4/7) ララソアーニャ〜シスール・メノール
この日は牛追い祭りで有名なパンプローナを通過した。パンプローナはサン・ジャンを出発してから初めて遭遇する都会だったが、足を止めるには時間が早かったので軽く町をうろつくだけで通過した。写真はパンプローナのカテドラル。
シスール・メノールはパンプローナから数km先にいったところにある町だ。ここのアルベルゲは女将が人気なことで有名らしい。たしかに明るく人当たりのいい女将さんだった。アルベルゲ自体も部屋もシャワールームも清潔だったし、庭でくつろぐこともできるいいところだった。パンプローナでなくこっちを選んだのは正解だったようだ。都会はたしかに便利だが、せめてカミーノを歩いているときは、小さい村でゆっくりとした時間を楽しんでみるのもいいのではないだろうか。
Day4(4/8) シスール・メノール〜プエンテ・ラ・レイナ
シスール・メノールを出発してしばらくすると峠越えだ。カミーノの前半はアップダウンを繰り返しながら旅をすることになる。楽ではないが、その分景色の変化を楽しみながら旅をすることができるだろう。
峠を登り切ったら下りだ。ここの下りは比較的急で石がゴロゴロしているところなので焦って下らない方がよいだろう。前日にシスール・メノールの女将さんも注意してくれた。しかし、女将さんの口ぶりから相当きつい道を想像していたのだが、実際にはそこまでではないように感じた。石で足をひねらないように気をつけておけば大丈夫だ。
峠を下り終えた後、村をいくつか通過すればプエンテ・ラ・レイナに到着だ。この町は僕が歩いているフランス人の道とアラゴンルートと呼ばれる道が一つになるところだ。その昔は重要な拠点のひとつだったらしいが、今は静かな小さな町のひとつだ。
プエンテ・ラ・レイナとは王妃の橋という意味で、11世紀にかけられた橋(写真3枚目)に由来しているらしい。
この町は思い出深い町のひとつなのだが、その話については次回に回すことにしよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿